未来舎 技術覚え書き
2012/06/27 17:15 廣瀬
イラレ アピアランス機能とオーバープリントについて

 イラストレーター9より追加されたアピアランス機能は便利ですが、従来の方法ではオーバープリントが解除できないことが分かりました。

 アピアランスで追加した線や塗りに対するオーバープリントは、アピアランスウィンドウで該当のアピアランスを選択しないと属性ウィンドウでオーバープリントを操作できません。(「編集」→「カラーを編集」内の「オーバープリントブラック」の機能も、アピアランスで追加した塗りや線には適用されません。)
 また、CS3、CS4(他のバージョンは未確認です)では、新しいオブジェクトを作成する際、直前に選択したオブジェクトの属性を引き継ぐので、意図せずにオーバープリントがかかったオブジェクトを作成してしまうことがあります。
 モリサワに対策を問い合わせたところ、「オーバープリントプレビュー」の機能を使って確認するしかないとの答えでした。
 また、社内のプリンタはオーバープリントのシュミレーション機能があるのでそれを利用して確認もできます。
 
 他に対策としては、
・常に属性ウィンドウを見える状態にして属性を意識しながら作業する。
・アピアランス機能を使う際には特に属性に注意する。

 オーバープリントを完全に解除したい時
1.インターネットで入手したオーバープリント解除のアクション(「廣瀬やり取り用」内にある「オーバープリント解除.aia」)があるので、それを実行する(このアクションだと画像が配置されていてもOKです)。ただしこれもアピアランスで作成した線や塗りのオーバープリントは解除してくれません。
2.プリント画面を開き、左の欄の「設定内容」を選ぶと、ウィンドウ下部の「警告」の欄でオーバープリントがかかっているオブジェクトの有無を知らせてくれます。
 ここに「ドキュメントにオーバープリントが含まれています。」の一文があると、どこかのアピアランス内部にオーバープリントが残っているので、手作業で怪しいところを調べていき、手動で解除。オーバープリントの警告が出なくなれば完全に解除できています。
 
※もともとオーバープリントがかかった状態のカンプを先方に見せている場合、オーバープリントを解除すると色が変わってしまう可能性があるので要注意です。
 早い段階でオーバープリントの状態を把握しておくのがベストです。(支給データを流用する場合など特に注意が必要かと。)
 
 他に対策法などがあったらお知らせください。
 
 
●アピアランス機能の他の注意点が下記のURLに詳しく載っていますので一度確認しておいてください。
http://www.aoi-g.co.jp/special_027.html

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